悪事千里を走るとか
長尾畑地総合整備事業は、簡単な造成事業を行ったあと、山林を含めて名古屋市で中華料理店を開業していた、株式会社東陽に売却されました。土地改良地は農地でありこれを民間人でしかも遠隔地の商業経営者が買い受けるなど、明らかな【農地法違反】です。またこの農地の取得に担保をとって融資した名古屋市上前津の【三井住友銀行も銀行法違反】でしょう。
しかもこの売買に当たって【売却土地を特定】するため、高山市は市内の神田町に事務所を構えていた、土地家屋調査士門前吉郎に測量を行わせています。売買を媒介したのはちょうどその頃高山市議会議長をしていた、柿本伝助の息子である、柿本太久治(かきもと。たくじ)だったことが判明しています。この柿本太久治は、はじめに述べたように、事業に失敗したあと中田金太にひろわれて、陰で中田の事業を手伝っていたそうですが新飛騨食肉センター建設用地内に中田金太から頼まれて柿本太久治名義出のうちを取得していたようです。
とにかく、高山市、土野守高山市長、梶井正美助役を舞台や中心にした悪事は止まるところがありません。